わかりやすく書く

勉強

論点を的確にする

小論文とは、大学などの入学試験や、高校などでの定期試験などで課される、比較的字数の少ない論文形式の試験のことです。小論文には様々なテーマや、文学作品や英文の引用、あるいは仮想された設定などが与えられ、それを元に自分なりに議論を進めていくことになります。小論文で高得点を目指すためには、その書き方にいくつかのポイントがあります。まず、小論文といえども論文ですから、論点をはっきりさせる書き方が必要になります。自分が主張したい論点が明確でないと、結論にたどり着くことができず、小論文としての形態をなしません。さらに、論点を明確にする書き方のテクニックとして、起承転結のメリハリをつけることも大切です。なぜ自分が主張したい論点に到達するのか、その説明が順序だててなされていなければ、論点に至る必然性が不明確になってしまうからです。また、字数に余裕があれば、論点を支えることができる具体例や、設問に利用されている引用への言及なども、議論を進めていく上で有効な書き方です。具体例や引用によって、自分が主張したい論点が具体的に表され、抽象的な議論であっても説明がしやすくなるからです。内容を充実させるのと同時に、良い小論文の書き方の技術的な面としても、いくつか気をつけるべき点があります。例えば、一文を適当な長さにまとめることは、読み手にわかりやすくするためにとても重要なことです。また、文章がねじれていないか、日本語としておかしな構成になっていないか、などについても、しっかりと読み直すことで気を配りたいものです。当然のことながら、誤字や脱字にも注意し、不注意のために減点されることが無いようにします。